利回り6.04%の超穴場!(株)ニッピ(7932)はテンバガー達成者も注目するお宝株か?隠れた「コラーゲン&不動産」の実力を徹底解剖!
みなさん、こんにちは。ゆるふわ投資部のシロです。最近の株式市場は、日経平均株価が歴代3位の下げ幅を記録するなど、AI・半導体株を中心にかなり激しい値動きを見せているね。ソフトバンクグループが出資先のOpenAIのIPO延期検討報道で急落したりと、市場のボラティリティが高まっているよ。
もう本当に心臓に悪いです〜!私のポートフォリオも真っ赤っかになっちゃって、夜も眠れません!こんな嵐のような相場の時って、一体どうすればいいんですか?やっぱり、おとなしく嵐が過ぎ去るのを待つしかないんでしょうか……。
フハハハ!これだから初心者は困るワン!市場がパニックになっている時こそ、お宝が安値で転がっているボーナスタイムだワン!浮かれた半導体バブルが弾けた後は、実力があるのに無視されていた「ガチの割安株(バリュー株)」に資金が戻ってくるのが世の常だワン!
ゼニラシくんの言う通りだね。実は先日、株探ニュースの『まだ五合目のAI半導体相場、“次のキオクシア”はどこに』という記事で、資産を6年でテンバガー(10倍)に急拡大させた有名兼業投資家の“Narimotoさん”が、今売買益期待が最も高い銘柄として、ある超マニアックな割安高配当株を挙げていたんだ。
ええっ!?テンバガーを達成したプロみたいな投資家さんが大注目している銘柄があるんですか!?それって、もしかして最近アクティビストの大量保有で話題になって急上昇した、あの「ニップン」ですか!?
チッチッチ、お惜しいけど全然違うワン!それは小麦粉の「ニップン(2001)」だワン。今回紹介するのは、名前がそっくりだけど事業内容は全く異なる、東証スタンダード上場の老舗企業、「(株)ニッピ(7932)」だワン!
ふふ、確かに「ニップン」と「ニッピ」は字面が似ていて紛らわしいね(笑)。でも、この(株)ニッピは、なんと配当利回りが驚異の6.04%(会社予想)という、凄まじい超高配当株なんだ。しかも、コラーゲンやゼラチンで国内トップシェアを誇る、極めてユニークな実力派企業なんだよ。
利回り6%超え!?しかもコラーゲンだなんて、お肌もポートフォリオもプルプルに潤いそうじゃないですか!でも、そんなに高い利回りの株って、何か恐ろしい罠が隠されているんじゃ……。まずは基本データをしっかり教えてください!
基本データと最新動向
それでは、まずは(株)ニッピ(7932)の基本的な株価指標や財務データを表で確認してみましょう。非常に特徴的な数字が並んでいます。
| 項目 | データ(2026年6月26日現在) |
|---|---|
| 株価 | 11,600円(前日比 +130円 / +1.13%) |
| 最低購入代金 | 1,160,000円(単元株数:100株) |
| 配当利回り(会社予想) | 6.04% |
| 1株配当(会社予想) | 701.00円(2027年3月期予想) |
| PER(会社予想) | (連) 11.60倍 |
| PBR(実績) | (連) 0.79倍(1倍割れ) |
| EPS(会社予想) | (連) 1,000.02円 |
| BPS(実績) | (連) 14,682.90円 |
| ROE(実績) | (連) 7.00% |
| 自己資本比率(実績) | (連) 58.6% |
| 時価総額 | 33,512百万円(約335億円) |
| 年初来高値 / 安値 | 14,650円 (2026/02/10) / 11,230円 (2026/06/11) |
ひえええええ!株価が11,600円!? 最低購入代金が「116万円」!?む、無理ですー!お小遣い投資家の私には、逆立ちしても1単元(100株)なんて買えませんっ!
おいおい、そこで諦めてどうするワン。今は「単元未満株(1株投資)」ができる証券会社がいくらでもあるワン!1株なら「11,600円」から買えるんだから、立派な投資対象だワン。高額な値がさ株というだけで個人投資家が敬遠するからこそ、ライバルが少なくて割安放置されるんだワン!
そうだね。ニッピの発行済株式数はわずか288.9万株と、非常に「極小規模」な銘柄なんだ。流動性が低くて株価が飛びやすいというデメリットはあるけれど、PER11.60倍、PBR0.79倍という水準は極めて割安。東証の「PBR1倍割れ是正」のプレッシャーも強くかかっている状態だね。それにしても、1株配当「701円」というのは圧巻だね。
なるほど、1株単位での購入なら私でも手が届きます!でも、配当利回りが6%を超えるなんて、本当に業績は大丈夫なんでしょうか?無理して配当を出している「タコ足配当」じゃないか心配です。ニッピさんの本業を詳しく教えてください!
深掘り:稼ぐ力と還元姿勢
1. そもそも「ニッピ」ってどんな会社?
ニッピは1907年(明治40年)創業という、100年以上の歴史を持つ超老舗企業です。元々は「皮革(レザー)」、つまり靴やカバンに使う牛や豚の皮をなめす事業からスタートしました。現在でも高級皮革事業を行っていますが、実は同社の最大の強みであり利益の柱は、皮の主成分である「コラーゲン」と「ゼラチン」です。
日本で初めて「可溶化コラーゲン(水に溶けるコラーゲン)」の開発に成功したのがニッピであり、その高い技術力は化粧品原料、医療用バイオ素材、サプリメント、さらにはソーセージの皮となる「コラーゲンケーシング」など、多岐にわたる高付加価値分野で活用されています。
コラーゲンやゼラチンは、実は参入障壁が非常に高い分野なんだ。食品だけでなく、医薬品のカプセル(カプセルのゼラチン部分)や、再生医療の足場材料といった最先端バイオテクノロジーにも欠かせない。ニッピはまさに「ニッチ分野の世界トップクラス企業」なんだよ。
ええっ!ただの古い皮の会社じゃなくて、最先端のバイオ・医療分野にまで食い込んでいるハイテク企業だったんですね!コラーゲンは女性の美容にも大人気ですし、需要がすたれることはなさそうです!
そして忘れてはならないのが、ニッピが保有する「莫大な不動産含み益」だワン!ニッピは東京都足立区千住地区などに広大な元工場跡地を所有しており、そこを商業施設やマンションとして賃貸しているワン。ここから毎年、莫大で安定した賃貸キャッシュが転がり込んでいるんだワン。これがニッピの財務の「鉄壁の盾」になっているんだワン!
2. 業績推移:稼ぐ力は本物か?
ニッピの直近の業績は、原材料価格の高騰などを乗り越え、「収益性の改善傾向」がはっきりと現れています。営業利益率と純利益率は前年同期比で持ち直しており、底堅い動きを見せています。
- 売上高: 緩やかな拡大傾向。国内外でコラーゲン・ゼラチンの需要が安定。
- EPS(1株利益): 今期会社予想は 1,000.02円 と非常に高水準。利益の振れ幅は小さく、安定成長の軌道に乗っています。
- ROE(自己資本利益率): 直近実績は 7.00%。一般的に優良とされる8%〜10%には一歩届いていませんが、緩やかな上向き傾向にあります。
本業のコラーゲン事業が国内外で好調なことに加え、不動産賃貸事業が「不況に強いディフェンシブな安定収益」を生み出し続けている。景気循環に影響されやすい皮革事業の波を、他のセグメントがしっかりカバーできているのが強みだね。売上高も利益も、中長期的に見て実に美しい拡大基調だよ。
3. 配当推移:なぜ「利回り6%超」まで激増したのか?
投資家として最も気になるのが、この「利回り6.04%」、そして「1株配当701円」という破格の数字です。過去の配当推移と、その裏にある同社の「変革」を見てみましょう。
かつてのニッピは、非常に保守的な配当政策をとっており、業績が良くても配当は少額に抑えられていました。しかし、東証が「PBR1倍割れ企業」に対して改善を強く要請したことや、株主からの還元強化のプレッシャーを受け、近年その姿勢をドラスティック(劇的)に変更しました。
今期の予想1株配当は701円。EPSが約1,000円ですので、配当性向は約70%という非常に高い還元姿勢を示しています。これは一時的なお祭り配当ではなく、利益の成長に伴って配当をしっかり出す方針へとシフトした結果です。
ウハハハ!今までは現金をため込みすぎていた「キャッシュリッチのドケチ企業」が、ついに重い腰を上げて株主還元を爆発させ始めたワン!同じように還元方針の転換で株価と配当が急騰した事例としては、過去に紹介したアパレル関連の ダイドーリミテッド(3205) や、靴小売の老舗 チヨダ(8185) があるワン。ニッピもまさに、この「還元大改革」の波に乗っている真っ最中だワン!
そうだったんですね!「稼ぐ力」がしっかりしている上に、今までため込んでいたパワーを株主に還元してくれているなんて、最高じゃないですか!これはもう、お財布の許す限り今すぐ買いたくなっちゃいます!
ストーーーップだワン!夢を見る前に、現実の数字の闇を見るんだワン!この世にノーリスクで利回り6%が手に入るうまい話なんて存在しないワン。ここからは、俺様がニッピの「不都合な真実」を徹底的に暴いてやるワン!
ゼニラシの毒舌チェック(懸念点)
ふわりちゃん、この銘柄の最大のリスクは、本業の衰退ではなく「需給(売り買いのしやすさ)」にあるワン!眼鏡を光らせて以下の3つの大問題に注目するワン!
リスク1:流動性が皆無!驚愕の低出来高
ニッピの出来高は、2026年6月26日時点でわずか3,700株しかありません。これは市場で取引されている株数が極めて少ないことを意味します。売買代金も約4,200万円と、機関投資家はおろか、ちょっとした大口個人投資家が動くだけで株価が乱高下するレベルです。
「売りたい時に、自分が希望する価格で売れない(買い手がいない)」という流動性リスクは極めて甚大です。相場全体が急落した際には、売りが売りを呼んで株価が奈落の底まで突き抜ける危険性があります。
リスク2:異常な信用倍率(1,041倍!)
直近の信用残高データを見ると、信用買残が104,100株に対して、信用売残はわずか100株。信用倍率はなんと1,041.00倍という異常事態になっています。
これは「将来的に株価が上がる」と予想して借金して株を買っている人(信用買い)が山ほどいる一方で、空売りをしている人が皆無に等しい状態です。この「重たい信用買い残」は、将来的に必ず「売り決済」される運命にあるため、株価の上値を抑えつける強烈な重石(将来の売り圧力)になります。
リスク3:最低投資金額116万円というハードルの高さ
通常の日本株は100株単位でしか買えませんが、ニッピは株価が11,600円と高いため、普通に買おうとすると116万円もの大金が必要になります。
これにより、一般的な個人投資家が気軽に参加できず、これがさらに流動性を悪化させ、株価が割安なまま放置される原因(バリュートラップ)になっているのです。
ひ、信用倍率1,000倍超え!? 出来高がたった3,700株!?それって、私が100株売ろうとしただけでも株価がガクッと下がっちゃうかもしれないってことですか……?お、恐ろしすぎます〜!
確かに、この流動性の低さは「東証スタンダード上場の超マイナー株」特有の弱点だね。だからこそ、多くの機関投資家が手を出せず、バリュー投資家にとっては“隠れた宝探し”の対象になるわけだけど、初心者の方が普通の感覚で「全力買い」していい銘柄ではないのは事実だね。
まとめと結論
さて、(株)ニッピの強みとリスクをしっかり整理できたね。ゆるふわ投資部としての最終ジャッジを下そう。この銘柄は、家計の配当力を高めるための『刺激的なスパイス設計銘柄』として、非常に魅力的な選択肢だと考えているよ。
ニッピは以下の理由から、ポートフォリオの主役(コア)ではなく、スパイス(脇役)として極めて優秀です。
- 圧倒的なディフェンシブ性: コラーゲン・ゼラチンの圧倒的なシェアに加え、都内の優良不動産から生まれる安定した家賃収入というダブルの安定エンジン。
- 圧倒的な配当利回り: 会社予想6.04%は、東証上場企業の中でもトップクラス。PBR0.79倍と割安で、さらなる還元強化や株主優待の導入といった株価浮揚策への期待も残されています。
- テンバガー投資家も認めるカタリスト: 本業の稼ぐ力が改善傾向にあり、資産バリュー株としての実質的な価値(不動産の含み益を考慮した実質PBRはさらに極めて低い)は極めて高いこと。
ただし、何度も言うように「流動性の低さ」と「100万円超えの資金が必要」というハードルがあるワン!もし投資するなら、絶対に大手ネット証券の「1株単位での積立投資」を活用するべきだワン!毎月1株ずつコツコツ買い増していけば、高額な投資資金も不要だし、流動性リスクも時間分散で打ち消せるワン!
なるほど!1株11,600円なら、毎月のお小遣いから1株ずつ「お肌への投資」感覚で買えますね!配当金も1株につき年間約700円もらえるなんて、銀行にお金を預けておくよりずっとワクワクします!
ふふ、そうだね。こうした割安で流動性の低い「知る人ぞ知るお宝株」は、相場全体がパニックになっている時にこそ輝きを増すものなんだ。もし過去に紹介した、同じく割安放置が魅力の ショーエイコーポレーション(9385) や、自動車関連の超割安バリュー株である マツダ(7261) などの記事を読んだことがある人なら、この「バリュー株投資」の奥深さがよくわかるはずだよ。
投資は自己責任、だけど情報を武器にして賢くお金を増やすワン!ニッピのコラーゲンでポートフォリオをぷるんぷるんに潤して、不労所得をがっぽりいただくワン!
はい!流動性リスクに気をつけながら、1株からお宝株を育ててみます!シロさん、ゼニラシくん、今日も素晴らしい解説をありがとうございました!
※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。また、株価や配当利回りなどの各種データは2026年6月26日現在の情報に基づいています。
















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