利回り5.10%!EV化の波に乗る「国際計測器」の隠れた実力を暴く!PBR0.85倍の超安定バランシングマシン王国の秘密
シロさん、ゼニラシちゃん!最近の株式市場って本当にすごすぎませんか!?日経平均株価がついに初の6万6000円台を突破しちゃうなんて、ちょっと前まで想像もしてなかったです!半導体やAI、データセンター向けの電子部品関連がめちゃくちゃ買われてお祭り騒ぎですよね!
そうだね、ふわりちゃん。野村證券のストラテジストが2026年末の日経平均見通しを6万8000円に上方修正したというニュースもあったけれど、まさにAIや半導体の好業績が市場全体を力強く牽引している形だね。最先端半導体の検査装置で世界シェア100%を誇るレーザーテックのような圧倒的な企業が、高いPERを維持しながら存在感を放ち続けているのも象徴的だよ。
ふん、浮かれるのもいい加減にするワン。日経平均が史上最高値を更新しているからって、猫も杓子も上がっているわけじゃないワン。新興市場なんかは利益確定売りに押されて調整リスクを抱えているし、宇宙開発のスペースXが巨大IPOに向けて動き出す一方で市場のゆがみを懸念する声もあるワン。こういうお祭り騒ぎの時こそ、我々バリュー投資家は「目立たないけれど、超一級品の技術を持っていて、しかも誰も見向きもしない高配当なお宝株」をコッソリ仕込むべきなんだワン!
えっ!そんなお宝株がまだ日本市場に残されているんですか?教えてください、ゼニラシ先生!
ニヤリ……。それじゃあ、今回は配当利回りが驚異の「5.10%」を誇り、PBRは0.85倍と超割安放置されている、自動車やEV、精密機械の裏舞台を支配する測定器メーカー「国際計測器(東証スタンダード:7722)」についてみっちり教えてやるワン!
お、さすがゼニラシ。目の付け所が渋いね。国際計測器は、タイヤやシャフト、そしてEVに欠かせない高速回転モーターなどの「回転体のブレ(不釣合い)」を測定・修正する「バランシングマシン」のパイオニアなんだ。一見地味だけれど、彼らの技術がないと、世の中のすべての自動車や精密機械はまともに動かないんだよ。まさに「お宝銘柄」だね。さっそく、基本データから見ていこうか。
国際計測器の基本データと最新動向
国際計測器の最新の株価指標や財務データを整理しました。まずは、現在のマーケットにおける立ち位置を表で確認してみましょう。
| 指標名 | 数値(2026年5月29日時点) | 投資評価・ポイント |
|---|---|---|
| 株価 | 782円 | 最低投資金額は78,400円と、個人でも買いやすい水準! |
| 配当利回り(予想) | 5.10% | 東証上場企業の中でもトップクラスの超高利回り水準。 |
| 1株配当(予想) | 40.00円 | 2027年3月期に向けても高配当の維持を予想。 |
| PER(予想) | 10.56倍 | 市場平均と比べても非常に割安な水準。 |
| PBR(実績) | 0.85倍 | 1倍割れの解散価値水準。東証の改善要請の対象でもある。 |
| EPS(予想) | 74.22円 | 1株あたりの稼ぐ力もしっかりと維持されている。 |
| BPS(実績) | 927.11円 | 純資産から見た1株価値は900円以上。株価よりずっと高い! |
| 自己資本比率 | 60.1% | 財務健全の目安である40%を大幅に超える安心の鉄壁財務。 |
| 時価総額 | 11,133百万円 | 約111億円の超小型株。だからこそ大手にスルーされている。 |
キャーッ!配当利回りが「5.10%」!?10万円以下の資金(約7.8万円)で投資できるなんて、お財布に優しすぎます!それに、PBRが0.85倍ってことは、会社が持っている資産に対して株価がすごく割安で放置されている状態なんですよね?これって、もう今すぐにでも全財産を突っ込んで買っちゃっていいんじゃないですか!?
ダメに決まってるワン!相変わらず利回りの数字を見ただけで脳死買いしようとするおバカさんだワン。時価総額がわずか111億円の超小型株だという現実を見るんだワン。1日の出来高も5万5200株、売買代金にいたっては4300万円程度しかない、極めて市場の「流動性」が低い銘柄なんだワン。一度に大量に買い込もうとしたり、いざ暴落したときに売ろうとしても、買い手がいなくて大損を被るリスクがあるワン!
ふふ、ゼニラシの言う通りだね。小型株ゆえの流動性リスクはしっかりと理解しておく必要がある。けれど、この国際計測器には、かつて紹介した小森コーポレーション(6349)や、自動車内装部品のタチエス(7239)と同じように、「誰もが知る巨大産業を陰で支える圧倒的なニッチシェア技術」があるんだ。そこをじっくりと深掘りしてみようか。
深掘り:稼ぐ力とニッチ技術の正体
「バランシングマシン」って、さっきシロさんが言っていた「回転体のブレを測る機械」ですよね。でも、それってそんなに儲かるものなんですか?他にも作っている会社はたくさんありそうですが……。
いい質問だね。例えば、自転車のホイールを手で回したとき、少しでも重さに偏りがあると、ガタガタと激しく揺れてしまうのは想像がつくかな?これが、時速100キロ以上で走る自動車のタイヤや、毎分何万回転もする電気自動車(EV)のモーターのシャフトだったらどうだろう?
あっ!ものすごい振動と騒音が発生して、最悪の場合は車が空中分解しちゃいそうです!めちゃくちゃ危険ですね!
その通り。だから、すべての回転する部品は、製造工程において「どこが重くて、どこを削れば完全にブレがなくなるか」を、ミクロン単位で測定・調整しなければならないんだ。国際計測器はこの測定技術で圧倒的な信頼を得ていて、特に自動車の足回りやタイヤ、モーター等のバランシングマシンにおいて、国内外の主要なメーカーに装置を納入しているんだよ。
それだけじゃないワン。最近の自動車業界は、ガソリン車からハイブリッド(HEV)や電気自動車(EV)へのシフトが進んでいるワン。EVのモーターは、ガソリン車よりもはるかに高回転で静かに回る必要があるから、バランシング測定の要求精度は以前より桁違いに厳しくなっているんだワン。つまり、EV化が進めば進むほど、彼らの超精密なバランシングマシンや試験機が飛ぶように売れる仕組みになっているワン!利益率も劇的に改善しているのがその証拠だワン!
国際計測器の最新の収益性データを見てみましょう。アイフィスジャパンの提供情報によれば、以下のような非常に力強い改善傾向が示されています。
- 収益性の改善傾向:営業利益率と純利益率は、いずれも前年同期比で大幅に改善しており、直近にかけても上昇の勢いが持続しています。
- ROE(自己資本利益率):実績で 12.62% と、一般的な優良企業の基準とされる8%〜10%を大きくクリア。株主の資金を使って効率よく利益を生み出しています。
- 成長の持続:売上高は前年同期比で右肩上がり。フリーキャッシュフローも増加傾向にあり、事業活動から十分な現金を生み出せていることがわかります。
なるほど!世の中がEVシフトや電動化、精密化に進む中で、なくてはならない「検査・測定」のポジションをがっちり確保しているんですね。これってまさに、ダイヤモンド・オンラインの記事でも言われていた「創業年の古いお宝会社」そのものじゃないですか!信頼関係があるから、競合他社が簡単には真似できないのも強みですね。
そうだね。国際計測器は1969年創業と、実に50年以上の歴史を持つ老舗なんだ。古い企業の中には、かつて紹介した立川ブラインド工業(7989)のように、長い年月をかけて顧客と築いた揺るぎない地盤や特許を有しているところが多い。この圧倒的な「参入障壁」こそが、高い収益性を維持し続けられる最大の秘密なんだよ。
深掘り:5.10%の高配当を支える還元姿勢と「筋肉質な財務」
でも、いくらニッチな技術があって利益が出ていても、株主にしっかり還元してくれないと意味がないですよね。国際計測器は配当利回りが5.10%もありますけど、これって「無理して配当を出しすぎている」タコ足配当みたいなリスクはないんですか?心配です!
ふむ、少しは頭を使って財務データを見るようになってきたワン。結論から言うと、この会社はまったく無理をしていない、極めて「健康的な高配当」だワン。2027年3月期の予想EPS(1株あたりの純利益)は 74.22円 に対し、会社予想配当金は 40.00円。配当性向を計算すると、約 53.8% だワン!
配当性向53.8%!以前勉強した、配当性向138%でちょっとハラハラしたワキタ(8125)や、驚きの配当性向300%超えだったパイオラックス(5988)に比べたら、利益の半分くらいを配当に回して、残りは将来の成長投資や会社に貯蓄しているってことだから、めちゃくちゃ健全な水準ですね!
その通りだね、ふわりちゃん。しかも彼らのバランスシートは非常に引き締まっている。自己資本比率は実績で 60.1% と、一般的に優良とされる基準を大きく上回っているんだ。さらに、有利子負債は減少傾向にあって、事業活動から得られるフリーキャッシュフローも着実に増加している。つまり、会社が「倒れないだけの筋肉」と、「どんどん湧き出てくる潤沢な現金(フリーCF)」を併せ持っているということだね。
だからこそ、キャッシュの山の上に胡坐をかいているだけじゃなくて、こうして配当という形でしっかりと株主にお金を吐き出しているんだワン。さらにPBRが0.85倍と1倍を大きく下回っているから、東証からの「資本効率の改善要請(PBR1倍割れ是正)」に対しても、今後はさらなる増配や自社株買いといった株主還元強化の圧力がかかる可能性が非常に高いワン。配当を貰いながら、株価の割安是正による値上がり益もダブルで狙える絶好のポジションだワン!
ゼニラシの毒舌チェック(ここに潜む最大のリスクと懸念点)
おいおい、ここまで話を聞いて「完璧な神銘柄じゃないか!」とよだれを垂らしている奴らは、全員バケツの水を頭から被って冷やすんだワン!ここからはゆるふわ投資部名物、ゼニラシ様の超辛口リスクチェックの時間だワン。この銘柄には、初心者投資家が必ず知っておくべき「3つの大きな弱点」があるんだワン!
ヒエッ……!ゼニラシちゃんのメガネがキラーンと光って、悪い顔になってる!一体どんな恐ろしい弱点があるんですか!?
まず1点目は、先ほども触れた「流動性(板の薄さ)のリスク」だワン。1日の出来高が5万株、売買代金が4,000万円前後というのは、個人投資家が「1,000株買おう」とするだけでも株価を大きく跳ね上げてしまうし、売りたいときには自分が売り急ぐあまり、自分の売り注文で株価を暴落させてしまう「市場流動性のワナ」があるワン。だから、一気に大金を買うのは絶対にNG、小ロットで時間分散して買うのが基本だワン!
そうだね。例えば、大手メーカーのホンダ(7267)なんかは出来高も売買代金も莫大だから、自分の売買で市場を揺るがす心配はないけれど、国際計測器のような時価総額100億円台の小型株では、注文方法(成行ではなく指値を徹底するなど)に細心の注意が必要だね。
そして2点目は、「景気敏感(特に自動車業界への高い依存度)のリスク」だワン。彼らの製品である各種試験機やバランシングマシンの主要顧客は、自動車メーカーやそのサプライヤー、タイヤメーカーなどだワン。現在、自動車業界はEVシフトの過渡期にあって、世界中での競争が激化しているワン。もし世界的な大不況が来たり、顧客である自動車メーカーが「今年は設備投資を凍結するワン!」と財布の紐を締めたら、彼らの売上や利益は一発で直撃を受けるワン。かつて紹介したフコク(5185)などの部品メーカーと同様に、自動車の販売動向や設備投資トレンドに強く左右されるビジネスモデルだということを忘れては困るワン!
うぐぐ……。確かに、自動車メーカー自体の元気がなくなったら、いくら良い測定技術を持っていても、新しい設備を買ってもらえなくなっちゃいますね。
最後に3点目、これが一番目先の需給として重荷になっている「信用買残(将来の売り圧力)」だワン。最新の信用取引データを見ると、信用買残が 275,500株 も溜まっているのに、信用売残は 0株 で、信用倍率が測定不能の極めて重い状態になっているワン。これは、過去に「安易に信用買いで飛びついた個人の買い残し」が、株価の上値をガッチリと蓋をしていることを意味するワン。株価が少し上がろうとするたびに、彼らの「やれやれ売り(返済売り)」が降ってくるから、業績が良くても株価がダウントレンドや横ばいから抜け出すのには時間がかかるワン。短期勝負で爆益を狙う株ではなく、じっくり数年単位で配当を貰いながら需給が軽くなるのを待つ「辛抱強い投資家」にしか向かない銘柄なんだワン!
ゼニラシの指摘は完璧だね。現在、年初来高値の1,147円から711円の年初来安値まで売り込まれた後、782円付近でヨコヨコの推移を続けている背景には、こうした信用買残の整理(しこり玉の解消)に時間がかかっているという需給要因が大きいんだ。しかし逆に言えば、こうした需給の悪化によって「業績が良いのに株価が放置され、配当利回りが5%以上に跳ね上がっている」とも捉えられる。私たち長期投資家にとっては、こここそが仕込みの『大チャンス』とも言えるんだよ。
まとめとゆるふわ投資部の最終ジャッジ
なるほど~!メリットとリスクの両方がすごくハッキリしました!国際計測器は、技術力や財務の安全性は超ウルトラ級だけど、市場が小さくて取引が少ない「マイナーだけど実力派のバンド」みたいな株なんですね!
ははは、その例えは面白いし的を射ているね。市場に注目されにくいけれど、出す音楽(配当金)は極上で、しかも財務は筋肉質。このような銘柄をポートフォリオにどう組み込むべきか、私たちの最終判定をまとめたよ。
ゆるふわ投資部による「国際計測器」投資設計書
- 推奨の投資スタイル:【家計を支えるスパイス設計】
- 購入のタイミング:信用買残の整理が進む中で、株価750円〜800円のボックス圏を推移している現在は、長期的な時間分散買い(数ヶ月に分けて少しずつ買い下がる)に最適なゾーンです。
- 目標保有期間:3年〜5年以上の長期保有。EVモーター向けの試験機需要が本格化し、業績成長とともに東証のPBR是正策(1倍割れの解消=株価920円以上への回帰)を待つスタイルが最適。
- ポートフォリオ内の比率:小型株かつ流動性リスクがあるため、全資産の3%〜5%程度に抑え、全体の利回りをグッと引き上げる「ブースター(隠し味)」として活用するのが最も安全です。
がっぽり稼ぐためには、リスク管理を徹底した上で、こういう「歪みが生じている割安・高配当株」を拾い集めるのが一番の近道だワン!株価800円以下なら、100株持っておくだけで毎年4,000円(税引前)の不労所得が転がり込んでくるワン。これがあれば、毎週のテレワークランチでちょっと豪華なパスタやうどんを食べても、お釣りがお財布に帰ってくるワン!
私もさっそく、指値注文を使って少しずつ、お財布が傷まない範囲で投資してみます!まずは100株、バランシングマシン王国の株主になって、美味しいランチ代を配当金で稼ぎたいと思います!シロさん、ゼニラシちゃん、今日も本当にありがとうございました!

















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