○(4249)森六 : 利回り4.97%で年1.25万円の配当が育休中の家計を支えるサテライト設計

銘柄紹介

【利回り4.97%】創業400年の超老舗「森六(4249)」は買い?超割安PBR0.54倍と自動車部品の裏側を徹底解剖!

ふわり
ふわり

シロさん、ゼニラシちゃん!いよいよ今週はトヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループ、ソフトバンクグループといった超大型株の決算発表ラッシュですね!なんだか市場全体がワクワクソワソワしていませんか?

シロさん
シロさん

ふふ、そうだね。決算シーズンは企業の一年間の答え合わせであり、これからの株主還元の方針が発表されるイベントでもあるからね。最近ではキオクシアホールディングスが最大8,000億円の自社株買いと株式分割を同時に発表して話題になったり、株主還元への関心はますます高まっているよ。

ゼニラシ
ゼニラシ

フン、浮かれるのもいい加減にするワン!世間ではPCR検査特需がなくなった臨床検査会社と飲食店が連鎖破産して負債13億円超なんてニュースも出てるワン。浮かれた市場の裏には、業績悪化で潰れる会社も山ほどあるんだワン。表面上の華やかさに騙されたら一発で退場だワン!

ふわり
ふわり

ひえっ…相変わらずゼニラシちゃんは手厳しいですね…。でも確かに、倒産リスクのないしっかりした会社で、なおかつ高配当な銘柄を選びたいです!シロさん、何かおすすめの銘柄はありませんか?

シロさん
シロさん

それなら今日は、配当利回り約5%という魅力的な水準にありながら、なんと創業400年以上の歴史を誇る老舗企業「森六(もりろく)」を取り上げてみようか。

ふわり
ふわり

ええっ!?創業400年!?江戸時代から続いてるってことですか!?そんな超老舗で利回り5%近くもあるなんて、ものすごく気になります!

ゼニラシ
ゼニラシ

ほーう、創業400年か。歴史があるのは結構だが、問題は「今、しっかり稼げていて、これからも配当を出し続けられるか」だワン。老舗という看板だけで飯は食えないワン!徹底的に解剖してやるワン!

基本データと最新動向

まずは森六(銘柄コード:4249)の最新の指標データを一覧で確認してみましょう。

項目 数値・データ
株価(終値) 2,520円
時価総額 362.56億円
予想配当利回り 4.97%
1株年間配当(予想) 125.00円
PER(会社予想) 11.62倍
PBR(実績) 0.54倍
EPS(会社予想) 216.55円
BPS(実績) 4,620.93円
ROE(実績) 3.77%
自己資本比率 53.5%
最低購入代金 251,600円(100株)
ふわり
ふわり

わあ!予想配当利回りが4.97%!ほぼ5%ですね!100株買えば年間12,500円の配当金が入ってくる計算ですか!しかも最低購入代金も約25万円と、個人投資家でも手に届きやすい金額です。

シロさん
シロさん

そうだね。そして何より注目すべきはPBR(株価純資産倍率)が0.54倍という点だね。1株あたりの純資産(BPS)が4,620円もあるのに、株価は2,520円付近で放置されている。解散価値の約半額で取引されている計算になるよ。

ゼニラシ
ゼニラシ

ちょっと待つワン!PBR0.54倍と低く放置されているのには理由があるワン。見てみろ、ROE(自己資本利益率)が3.77%しかないワン!資本を使って稼ぐ効率が低すぎるから、市場から『資産を活かしきれていない』と低評価を下されている証拠だワン!

ふわり
ふわり

あわわ…ROEが3.77%だと、一般的に望ましいと言われる8%には全然届いていないんですね…。でもシロさん、森六ってそもそもどうやってお金を稼いでいる会社なんですか?

深掘り:稼ぐ力と還元姿勢

シロさん
シロさん

森六は、元々は1663年に阿波(現在の徳島県)で藍玉の商いから始まった超老舗なんだ。現在の事業構造は大きく分けて2つの柱から成り立っているよ。

【森六の2大事業ポートフォリオ】
① ケミカル事業(森六ケミカルズ):高分子材料、エレクトロニクス化学品、自動車材料などの販売を行う化学品専門商社。
② 樹脂加工製品事業(森六テクノロジーズ):四輪車用の内外装樹脂部品(インパネ、フロントグリルなど)の開発・製造を行うメーカー機能。

ふわり
ふわり

へぇ〜!化学品の商社機能と、自動車のプラスチック部品を作るメーカー機能の両方を持っているんですね!商社とメーカーの二刀流だなんてかっこいいです!

ゼニラシ
ゼニラシ

二刀流なんて聞こえはいいが、要するに「自動車業界の景気に売上が大きく左右される構造」だワン!特に樹脂加工製品事業は、主要顧客であるホンダ(本田技研工業)への依存度が非常に高いワン!ホンダの自動車生産台数が落ち込めば、森六の業績もモロに直撃を受けるんだワン!

シロさん
シロさん

ゼニラシくんの言う通り、自動車サプライヤーとしての側面が強いからね。以前当ブログで紹介したタチエス(7239)プレス工業(7246)リケンNPR(6209)と同じように、自動車メーカーの減産やEV転換の波を受けるリスクは常に頭に入れておく必要があるね。

ふわり
ふわり

なるほど…。自動車業界の波に揉まれるわけですね。でも指標のコメントを見ると、「純利益率は明確に改善し、営業利益率も持ち直している」って書いてありますよ!稼ぐ力は回復してきているんじゃないですか?

シロさん
シロさん

良い着眼点だね、ふわりちゃん。コロナ禍や半導体不足による自動車減産が落ち着き、製品価格へのコスト転嫁(値上げ)が進んだことで、直近の利益率は改善傾向にあるんだ。会社予想EPSも216.55円まで持ち直してきているよ。

ゼニラシ
ゼニラシ

じゃあ次は、一番肝心な「株主還元姿勢」をチェックするワン!予想EPSが216.55円で、1株配当予想が125円ということは…配当性向を計算してみるワン!

【配当性向の計算】
1株配当(125円) ÷ 予想EPS(216.55円) × 100 = 約57.7%

ふわり
ふわり

配当性向は約57.7%ですね!利益の半分以上を株主に還元してくれるなんて、すごく太っ腹です!

シロさん
シロさん

森六は中期経営計画の中で、株主還元の方針として「安定的な配当の継続」と「配当性向の意識」を強く打ち出しているんだ。現在、東証からは『PBR1倍割れ企業への改善要請』が強く出されているから、PBR0.54倍の森六にとっても、高配当の維持や自社株買いといった株価対策は避けて通れない課題なんだよ。

ふわり
ふわり

東証からのプレッシャーがあるからこそ、簡単に配当を減らせない環境になっているんですね!財務の安全性はどうなんですか?破産ニュースみたいに倒産しちゃったら元も子もないですから…!

シロさん
シロさん

財務面は非常に頼もしいよ。自己資本比率は53.5%と、製造業・商社としては合格点である50%を超えている。有利子負債も前年同期比で縮小させていて、財務の『筋肉』は引き締まっているんだ。東京鐵鋼(5445)ほど極端な無借金ではないけれど、十分に倒れにくい堅牢な体質と言えるね。

ゼニラシの毒舌チェック(懸念点)

ゼニラシ
ゼニラシ

ちょっと待ったワン!良いことばかり並べて読者を惑わすのはやめるワン!ここからは銭ゲバアザラシのボクが、森六のドロドロした懸念点をバッサリ暴いてやるワン!!

ふわり
ふわり

き、きたーー!ゼニラシちゃんの毒舌チェック!一体どんなボロが出てくるんですか…!?

ゼニラシ
ゼニラシ

ボクが睨んでいる懸念点は主に以下の3つだワン!耳の穴かっぽじって聞くワン!

【ゼニラシが暴く森六の3大リスク】
① フリーキャッシュフロー(FCF)の悪化!
指標データを見ると、「フリーキャッシュフローは前年同期比で悪化」とあるワン。自動車部品の工場設備投資や原材料費高騰で現金が外に出ていっているワン!キャッシュが回らなくなったら、いくら帳簿上の利益があっても配当どころじゃないワン!

② 低ROE(3.77%)と資本効率の鈍さ!
BPS(1株純資産)4,620円に対して株価2,520円。市場が「解散した方がマシ」と言っているようなもんだワン。会社側が自社株買いやROE向上施策を本気で打ち出さない限り、株価の上値は重いままだワン!

③ 信用倍率19.21倍&流動性の低さ!
信用買残46,100株に対して信用売残2,400株。信用倍率はなんと19.21倍!しかも一日の出来高は14,100株程度と板が薄いワン。将来の売り圧力(改ざん)が溜まっているから、ちょっとした悪材料で株価が急落するリスクがあるワン!

ふわり
ふわり

うぎゃあ〜!信用倍率19.21倍!?出来高も1万株ちょっとしかないなんて、売りたいときにすぐ売れなかったり、将来の売り圧力で株価が上がりにくかったりするってことですか!?

シロさん
シロさん

ゼニラシくんの指摘は相変わらず鋭いね。流動性が低い銘柄は、まとまった資金が入ってきたときには一気に買われるけれど、逆に地合いが悪くなった時には下落幅が大きくなりやすい。だからこそ、一括でドカンと買うのではなく、分散して少しずつ買う工夫が必要になるね。

ゼニラシ
ゼニラシ

配当利回り4.97%に目が眩んで、ポートフォリオの半分以上を森六に突っ込むようなアホなマネは絶対ダメだワン!配当維持限界がどこにあるか見極めるのがプロだワン!

まとめと結論

シロさん
シロさん

さて、森六(4249)についての分析をまとめてみようか。

【ゆるふわ投資部チェックリスト】
配当魅力:★★★★☆(利回り4.97%、年間125円予想で非常に魅力的)
財務健全性:★★★★☆(自己資本比率53.5%、有利子負債削減傾向)
割安度:★★★★★(PBR0.54倍と超放置水準。PBR1倍割れ是正期待あり)
業績安定性:★★★☆☆(ホンダ依存の自動車部品と化学商社の複合。利益持ち直し中)
需給リスク:★★☆☆☆(信用倍率19倍超、出来高が少なめで流動性に課題)

ふわり
ふわり

シロさん!結論として、森六は「買い」ですか?それとも「見送り」ですか?

シロさん
シロさん

結論としては、「家計の配当力を補強するサテライト枠(サブ銘柄)として、押し目を狙って少額ずつ保有するのは十分にアリ」だね!

ふわり
ふわり

サテライト枠としてならアリ!創業400年の安心感と自己資本比率50%超えの堅牢財務、そして何より利回り4.97%とPBR0.54倍からの見直し買い(カタリスト)が期待できますもんね!

ゼニラシ
ゼニラシ

もし会社側が東縮対策で追加の自社株買いや増配を出してきたら、PBR格差の修正で株価爆昇&配当ウハウハの展開もあり得るワン!ただし、ホンダの決算や自動車減産ニュース、フリーキャッシュフローの推移は常に監視しておくんだワン!

シロさん
シロさん

高配当株投資では、1つの銘柄に依存せず、財務がしっかりした様々な業種の高配当株(たとえば当ブログで紹介した日本プロセス(9651)日本ライフライン(7575)など)にバランスよく分散することが一番の護身術だよ。

ふわり
ふわり

はい!利回りだけに惑わされず、リスクと財務をしっかり見極めながら、コツコツと不労所得の土台を作っていきます!シロさん、ゼニラシちゃん、今日もありがとうございました!

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