△(3562)(株)No.1 : 利回り4.97%で年8千円!需給リスクを許容し家計の潤いにする高還元設計

銘柄紹介

利回り4.97%!(株)No.1は本当にナンバーワンなのか?中小企業のDXを支える高還元株の秘密

ふわり
ふわり

シロさん、ゼニラシくん!見てください、今日のニュース。キオクシアが純利益48倍予想でストップ高ですよ!AI関連とか半導体、やっぱりキラキラしてて憧れちゃいます!

シロさん
シロさん

そうだね、キオクシアの好決算は市場に活気を与えているね。でも、日経平均自体は最高値から反落したり、エヌビディアの決算を前にAI相場も少し変化の兆しが見えているんだよ。最近はインフレに強い株や、高配当株への乗り換えも意識されているみたいだね。

ゼニラシ
ゼニラシ

ふん、キオクシアみたいなド派手な銘柄に目が行くのは素人だワン。NTTの利回り3.54%ですら「安定の王道」とか言われている中で、もっとえげつない利回りを叩き出している銘柄があるのを知らないのかワン?

ふわり
ふわり

えっ、NTTより高い利回り!?そんなの怪しいんじゃないですか?でも気になる……教えてゼニラシくん!

ゼニラシ
ゼニラシ

これだワン。銘柄名は「(株)No.1」。名前からして胡散臭い……じゃなくて、強気だワン。利回りはなんと驚異の4.97%。ほぼ5%だワン!

シロさん
シロさん

おっ、No.1(3562)に目をつけたんだね。中小企業向けのITソリューションやセキュリティ機器、OA機器の販売をしている会社だよ。確かに利回りの高さは魅力的だね。今日はこの「No.1」が、名前通り投資家にとってもナンバーワンの選択肢になるのか、じっくり分析してみようか。

基本データと最新動向

まずは、(株)No.1の現在の市場評価を数字で見てみましょう。高配当株投資家が重視すべき指標を一覧にまとめました。

指標名 数値(2027/02期 予想)
株価(前日終値) 1,572円
配当利回り 4.97%
1株配当 79.00円
PER(会社予想) 10.42倍
PBR(実績) 2.38倍
ROE(自己資本利益率) 16.12%
自己資本比率 31.2%
時価総額 111.7億円
ふわり
ふわり

わぁ、利回り4.97%!これなら100万円投資したら、年間で5万円近くも配当がもらえる計算ですね。PERも10.42倍って、なんだか割安に見えます!

ゼニラシ
ゼニラシ

甘いワン。時価総額が111億円しかない超小型株だワン。ちょっとした売りで株価が乱高下するし、PBRも2.38倍と、以前解説したトピー工業(PBR0.4倍)みたいな激安株とはわけが違うワン。

シロさん
シロさん

ゼニラシくんの言う通り、小型株特有のリスクはあるけれど、ROEが16%を超えている点には注目だね。これは「自分たちの持っているお金を使って、効率よく利益を出せている」という証拠。日本の平均的な企業は8%程度と言われているから、収益性はかなり高いと言えるよ。

深掘り:稼ぐ力と還元姿勢

(株)No.1の事業は、大きく分けて「情報機器販売」「セキュリティサービス」「コンサルティング」の3つの柱で成り立っています。

シロさん
シロさん

この会社、実は「中小企業のIT駆け込み寺」みたいな存在なんだ。大企業なら自前のIT部門があるけれど、街の小さな会社やクリニックにはそんな余裕はないよね?そこに、コピー機からパソコン、最新のセキュリティ対策まで一括で提供しているんだ。

ふわり
ふわり

コピー機とかのOA機器って、今はペーパーレス化が進んでいて、あんまり儲からないんじゃないですか?

ゼニラシ
ゼニラシ

その通りだワン。だからこの会社は、単なる「箱売り」から「サービス売り」にシフトしているんだワン。特にセキュリティ機器の自社ブランド「インフォキャノン」とか、保守契約で毎月チャリンチャリンとお金が入る「ストック型ビジネス」を強化しているのがミソだワン。

業績の推移:改善傾向にある「稼ぐ力」

直近のデータによると、売上高は前年同期比で拡大しており、成長が続いています。純利益率と営業利益率も持ち直しており、収益性は安定していると評価されています。

【グラフ挿入イメージ】売上高と営業利益の推移

過去3年で売上高は右肩上がり。特にコロナ禍を経て、中小企業のDX(デジタル化)需要やリモートワーク環境の整備、そして最近ではサイバー攻撃対策としてのセキュリティ需要が追い風になっています。

シロさん
シロさん

最新のニュースでは、キオクシアのような半導体メーカーが好調だけど、それは「データが増える」ということでもある。データが増えれば、それを守るためのセキュリティも必要になる。IDホールディングスのようにシステムを守る会社も重要だけど、No.1のように「機器と保守」をセットで提供する地道なビジネスも、中小企業市場では強いんだ。

配当姿勢:驚異の「株主第一主義」?

投資家にとって最大の関心事は、この「4.97%」という配当が維持されるかどうかです。

ゼニラシ
ゼニラシ

見てほしいワン、この配当予想!1株あたり79円だワン。しかも、配当性向をしっかり意識した還元を行っているんだワン。利益が出たらケチケチせずに吐き出す。これがゼニラシの好みの会社だワン!

ふわり
ふわり

そんなにたくさん配当を出して、会社の将来は大丈夫なんですか?GMO TECHみたいに、配当がすごいけどドキドキしちゃうような感じじゃないですよね……?

シロさん
シロさん

ふふ、鋭いね。No.1のEPS(1株利益)予想は152.34円。配当が79円だから、配当性向は約52%だね。高めではあるけれど、無理やり資産を削って出す「タコ足配当」ではないよ。稼いだ利益の半分を投資家に返し、半分を将来のために使う。バランスとしては悪くないレベルだね。

ゼニラシの毒舌チェック(懸念点)

ゼニラシ
ゼニラシ

いいことばかり言っても、現実はそんなに甘くないワン!ここからはゼニラシの厳しいチェックが入るワン。この会社の財務には、いくつかの「黄色信号」が灯っているんだワン!

ゼニラシが指摘するリスクポイントは以下の通りです。

  1. 自己資本比率の低下: 直近の実績で31.2%。一般的に「30%以上あれば及第点」と言われますが、前年同期比で下がりつつあります。M&A(企業の買収)を積極的に行っている影響で、有利子負債も増加傾向にあるんだワン。
  2. 流動性の低さ: 出来高が19,300株程度と非常に少ないワン。これは「売りたい時に希望の価格で売れない」可能性があるし、大口の投資家がちょっと売っただけで株価がドスンと下がるリスクがあるんだワン。
  3. 競合他社の存在: 中小企業向けDXは、リコーや大塚商会といった巨大企業から、ダブルスタンダードのような尖った技術を持つ会社までライバルが山ほどいるワン。名前負けして「ナンバーツー」以下になったら、成長は止まるワン!
ふわり
ふわり

げっ!自己資本比率31%って、ちょっと心細いですね……。買収でお金を使っているのは成長のためかもしれないけど、借金が増えるのは怖いです……。

シロさん
シロさん

そうだね。特に金利が上昇する局面では、有利子負債の多さは負担になる可能性がある。SBIアルヒのように配当性向が非常に高い銘柄と同様、業績が少しでも陰ると、減配のプレッシャーがかかりやすい構造と言えるかもしれないね。

ゼニラシ
ゼニラシ

あと、年初来高値が2,548円なのに、今は1,500円台まで売り込まれているワン。これは「成長への期待が一旦剥落した」状態だワン。ここから盛り返すには、よっぽどパンチのある決算を出さないと厳しいワン。

まとめと結論

さて、(株)No.1についての分析をまとめてみましょう。この銘柄を「ゆるふわ投資部」としてどう評価するか、最後に3人のジャッジです。

シロさん
シロさん

僕は「サブのスパイス」としてなら面白いと思うよ。収益性(ROE)は高いし、事業内容も時流に乗っている。時価総額が小さい分、成長した時の爆発力はあるからね。ただし、ポートフォリオの主力にするには財務が少し気になるかな。全体の5%以内にとどめて、じっくり配当をもらうのが大人の投資だね。

ふわり
ふわり

利回り4.97%はやっぱり捨てがたいです!100株で約16万円なら、私でも手が届きそう。キオクシアみたいなキラキラ銘柄もいいけど、中小企業を支えるNo.1も応援したくなっちゃいました。少しだけ、自分のお財布と相談して買ってみようかな!

ゼニラシ
ゼニラシ

ゼニラシは「徹底監視」だワン!配当利回りが高いのは、株価が安く放置されている理由があるからだワン。有利子負債の増加が止まるか、キャッシュフローがもっと安定するか、次の決算をメガネを光らせてチェックするワン!夢じゃ腹は膨れないんだワン!

【ゆるふわ投資部・最終設計:(株)No.1】
利回り4.97%の圧倒的な還元力と、ROE16%の稼ぐ効率性は魅力的。しかし、時価総額の小ささと自己資本比率の低下、そして流動性の低さは無視できないリスク。家計の「主力」ではなく、リスクを許容した上での「高利回りブースター」として、少量保有で配当を享受する設計が望ましいでしょう。

※投資の決定はご自身の判断で行ってください。株価や利回りは記事執筆時のデータであり、将来の成果を保証するものではありません。

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