(7488)ヤガミ:利回り4%超の「命を守る」鉄壁財務!AEDのパイオニアを自分年金の守護神にする長期設計
皆さん、こんにちは。最近はマーケットに大きな動きが続いていますね。日立製作所が家電事業をノジマに1,000億円超で売却するという驚きのニュースもありました。企業の『選択と集中』が加速しているのを感じるね。
シロさん、こんにちは!ノジマさんの買収、びっくりしました。家電量販店がメーカー機能を本格的に持つ時代なんですね。そういえば最近、中東情勢への警戒もありつつ日本株は意外と粘り強いってニュースで見ました。ハイテク株にお金が逃げているとか!
ふん、浮かれてる暇はないワン。東京ドームシティでの痛ましい事故のニュースも見たかワン?安全点検やメンテナンスがいかに重要か、命に関わる仕事がどれだけ重いか、投資家なら『社会のインフラ』を支える企業の価値を再確認すべきだワン。
ゼニラシくんの言う通りだね。華やかなハイテク株もいいけれど、私たちの命や教育、安全をひっそりと、でも確実に支えている企業こそ、長期投資の『守り』として優秀なんだ。今日は、そんな『命を守る』ビジネスで圧倒的な財務基盤を持つ、ヤガミ(7488)を解説しよう。
ヤガミさん……聞いたことあるような。理科室の実験器具とか、学校の保健室に置いてあるようなものを扱っている会社ですよね?
それだけじゃないワン。ここは日本におけるAED(自動体外式除細動器)の普及を牽引してきたパイオニアだワン。地味に見えて、実は札束をガッチリ握りしめている『隠れ優良株』だワン。さっさと中身を暴いていくワン!
基本データと最新動向
まずは、ヤガミの現在の市場評価を数字で見てみましょう。派手さはありませんが、非常に堅実な数字が並んでいます。
| 指標名 | 数値(2024年4月時点) |
|---|---|
| 株価 | 2,745円 |
| 配当利回り | 4.12% |
| PER(配当性向) | 11.8倍 |
| PBR(株価純資産倍率) | 0.78倍 |
| 自己資本比率 | 82.4% |
| 時価総額 | 約160億円 |
わぁ!利回りが4%を超えていますね!しかもPBRが1倍を大きく割っていて、自己資本比率が80%超え!?これって、めちゃくちゃリッチで割安な会社なんじゃないですか?
ケッ、数字だけ見て飛びつくのは素人だワン。時価総額160億円、しかも名証メイン上場。この『流動性の低さ』が何を意味するか分かっているのかワン?大型株みたいにいつでもサクッと売買できると思うなよワン。
ふふ、ゼニラシくんは厳しいね。でも、確かに名証単独上場という点は注意が必要だ。ただ、その分だけ機関投資家の手が入りにくく、個人投資家がじっくりと『割安な宝物』として保有し続けられる側面もあるんだよ。
深掘り:稼ぐ力と還元姿勢
ヤガミのビジネスは主に3つの柱で成り立っているんだ。1つ目は『理化学機器・学校教材』。理科の実験道具や保健室のベッドなどだね。2つ目は『救急・防災・医療』。ここにはAEDや救急シミュレーターが含まれる。3つ目は『介護福祉』だ。
学校や病院が取引先なら、不景気になっても急に売上がゼロになることはなさそうですね。安定感がすごそうです!
注目すべきはAEDのビジネスモデルだワン。ヤガミは単にAEDを売るだけじゃなく、消耗品の交換や点検サービスをセットにした『レンタル・保守』で稼いでいるワン。一度設置すれば、パッドやバッテリーの交換でチャリンチャリンとお金が入ってくる、いわゆるストック型ビジネスの側面があるんだワン。
その通り。最近のニュースでもあったように、公共施設やレジャー施設での安全意識は高まる一方だ。AEDの設置台数は増え続け、更新需要も途切れない。以前紹介した三ツ星ベルトのように、地味ながらもなくてはならない製品を扱っているのが強みだね。
[ここに業績推移グラフ:売上高と営業利益が過去10年、右肩上がりまたは安定している様子を挿入]
業績も安定していますね。でも、高配当株投資家として気になるのはやっぱり「配当」です!ヤガミさんはちゃんと株主に還元してくれるんでしょうか?
ニヤリ……。ヤガミの配当方針を甘く見るなワン。ここは近年、配当性向を40%程度まで引き上げてきているワン。しかも、以前紹介したアネスト岩田と同じように、安定した利益をベースにした『増配傾向』にあるんだワン。
ヤガミの配当実績を見てごらん。リーマンショックやコロナ禍でも大きな減配をせず、むしろ少しずつ積み上げてきた。2024年4月期も増配を予定している。派手な記念配当で釣るような会社ではなく、着実に株主と利益を分かち合おうという姿勢が見えるね。
[ここに配当推移グラフ:過去10年の1株当たり配当金が右肩上がりの棒グラフを挿入]
わぁ、すごい!でもシロさん、こんなに配当を出して会社にお金がなくなったりしませんか?「無理して配当出してます!」みたいな……。
バカ言うなワン。ヤガミの貸借対照表(B/S)を見てみろワン。現金と有価証券だけで時価総額の半分以上をカバーできるくらいの『金満企業』だワン。自己資本比率80%超えは伊達じゃない。借金なんてほぼゼロ。無借金経営のイマジニアに匹敵する鉄壁さだワン!
家計で言えば、「住宅ローンは完済済み、貯金は年収の数倍、仕事は公務員並みに安定」という状態だね。これほど倒産リスクから遠い会社も珍しいよ。だからこそ、PBR0.8倍という評価は『過小評価』だと考える投資家が多いんだ。
ゼニラシの毒舌チェック(懸念点)
褒めてばかりじゃ終わらないワン!ヤガミの地獄の懸念点をぶちまけるワン。まず、**『成長性の欠如』**だワン。AEDは普及しきっていて、これからはパイの奪い合いだワン。少子高齢化で学校の数も減っている。売上が10倍になるような夢は見るなワン!
たしかに、AEDを一人一台持つ時代は来ないですもんね……。
次に**『流動性リスク』**だワン。最初にも言ったけど、名証メインは不人気市場だワン。1日の出来高が数百株なんて日もザラだワン。不祥事や暴落が起きたとき、売りたくても買い手がいない『出口なしの恐怖』を味わうことになるワン。初心者が1,000株単位で買うのはお勧めしないワン。
うーん、鋭いね。確かに「流動性」はヤガミの最大の弱点だ。東証への重複上場を期待する声もあるけれど、経営陣が現状で満足している節もある。株価の爆発的な上昇を期待するのではなく、あくまで『資産の置き場所』として、配当をコツコツ受け取る忍耐力が求められるね。
最後にもう一つ。**『東証PBR1倍割れ改善要請の圏外』**であることだワン。ヤガミは名証上場だから、東証が主導している「PBR1倍割れを何とかしろ!」という圧力から少し距離があるワン。キャッシュを貯め込みすぎて効率が悪い(ROEが低い)状態を放置されるリスクがあるワン!
まとめと結論
さて、色々見てきたけれど、ヤガミは「自分年金」の守備固めとしては非常に面白い銘柄だね。時価総額160億円に対して、現預金と投資有価証券が100億円以上ある。実質的な事業価値は極めて安く放置されていると言える。
「倒産しにくい」「不景気に強い」「利回り4%」。流動性の低さにさえ気をつければ、少しずつ買い集めていくのはアリですね!学校でヤガミさんのマークを見つけたら、なんだか愛着が湧いちゃいそうです。
ケッ、愛着で飯は食えないワン。でも、このガチガチの財務と安定したキャッシュフローは、守銭奴のオレ様も認めざるを得ないワン。ポートフォリオの端っこに、ひっそりと現金を寝かせておく代わりに入れておくのは悪くない選択だワン!
結論として、ヤガミは**『流動性リスクを許容できる長期投資家向けの、鉄壁なディフェンシブ株』**だね。以前取り上げた小松ウオール工業のように、派手さはないけれど家計の守りの要になってくれるはずだよ。
ありがとうございます!「命を守る株」が「私の資産も守ってくれる」なんて素敵です。さっそく名証の板をチェックしてみます!
板が薄すぎてびっくりするなよワン。指値でじっくり待つのが基本だワン。欲張らず、でも確実に利益を吸い上げるワン!
※投資は自己責任でお願いします。本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。最新の業績や財務状況は、必ずご自身でIR資料等をご確認ください。

















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