【利回り5.1%超】日本モーゲージサービス(7192)を徹底分析!優待廃止から配当重視へシフトした「フラット35」の黒幕企業の実力とは?
シロさん、ゼニラシさん、こんにちは!関東もついに梅雨入りしちゃいましたね〜。なんだかジメジメして、お出かけするのも億劫になっちゃいます。
ふわりちゃん、こんにちは。例年より16日も遅い梅雨入りだけど、こればかりは自然の恵みだからね。でも、そんなジメジメした天気とは裏腹に、株式市場は最先端のニュースでとても熱く盛り上がっているよ!
その通りだワン!宇宙ベンチャーのスペースXのIPO(新規公開株)が間近に迫っていたり、サイバーエージェントが「生成AIによる検索対策(SGE)支援」の専門部署を立ち上げたりと、テック界隈は進化が止まらないワン!さらに日本の3大メガバンクも2027年3月までに共同でステーブルコイン(デジタル通貨)を発行するって発表したワン。お金の流れる仕組みがどんどんデジタル化していくワン!
へええ!宇宙にAIにデジタル通貨ですか!未来の話みたいでワクワクしますね。でも……そういう難しいハイテク株って、私みたいな初心者にはちょっと値動きが激しすぎて、ついていけないかも……。
ふふ、そうだね。最先端テクノロジーも魅力的だけど、僕たち「高配当株投資家」にとって大切なのは、時代が変わっても絶対に無くならない『人間の生活のインフラ』を支えるビジネスなんだ。たとえば、どんなに世の中がデジタル化しても、人間が生活する「家」の存在は絶対に変わらないよね。親から子への相続不動産をどう売却するかといったリアルの実務や、新築を建てる時の住宅ローンといった仕組みは、いつの時代も日本中を支えているんだ。
お、いいところに目をつけたワン!今回分析するのは、まさにその「住宅」のインフラを金融と保証の力で裏から支配している企業だワン。その名も日本モーゲージサービス(証券コード:7192)だワン!なんと現在の配当利回りは5.17%(会社予想)という超高配当水準になっているワン!
えっ!利回り5%超え!?しかも5万円台という少額から買えるなんて、めちゃくちゃお財布に優しいじゃないですか!すぐ欲しくなっちゃいました!
待つんだワン!「モーゲージ(抵当権・住宅ローン)」なんて名前がついてる会社、金利が上昇している今の日本で本当に大丈夫なのか?住宅業界の未来はどうなるのか?罠だらけかもしれないワン!今日もオレ様が厳しく解剖してやるから、まずは落ち着いて基本データを見るんだワン!
日本モーゲージサービス(7192)の基本データと最新動向
日本モーゲージサービス(以下、JMS)の基本的な株価指標や財務データをまとめました。まずは現在の立ち位置を数字から把握していきましょう。
| 指標名 | 最新データ(2026年6月時点) | 評価・コメント |
|---|---|---|
| 株価 | 576円 | 100株あたり約5万8,000円から購入可能です。 |
| 配当利回り(会社予想) | 5.17% | 日本の高配当株の中でもトップクラスの利回り水準。 |
| 1株配当(会社予想) | 30.00円 | 優待廃止に伴い、配当による直接還元へシフトしました。 |
| PER(会社予想) | (連)9.37倍 | 10倍を割っており、利益水準から見て割安な水準です。 |
| PBR(実績) | (連)0.89倍 | 解散価値である1倍を下回っており、純資産面でも割安。 |
| ROE(実績) | (連)11.89% | 目安となる8〜10%を上回る、非常に優れた「稼ぐ力」を証明。 |
| 自己資本比率(実績) | (連)38.7% | 金融サービス企業としては十分すぎる健全性を確保。 |
| 最低購入代金 | 58,000円 | 家計の余剰資金からでも非常に投資しやすい少額設計。 |
わぁ、本当に株価が500円台後半だから、5万8,000円くらいあれば1単元(100株)買えちゃうんですね!これなら初心者でも手を出しやすいです。しかも利回りが5.17%って凄すぎませんか?
そうだね。最低購入金額が低く抑えられているから、初心者の方が高配当株ポートフォリオを作る際の「最初の一歩」や、少額での「時間分散」に最適なサイズ感だよ。PBRも0.89倍と1倍を割っていて、PERも9.37倍だから、市場からはかなり放置されて割安になっている状態と言えるね。
ふむ、ROEが11.89%あるのに、PBRが0.89倍にとどまっているということは、市場の評価がちょっと厳しすぎる、あるいは「気づかれていない」可能性があるワン。だが、なぜこれほど優秀な収益性があるのに割安放置されているのか?そのビジネスモデルを詳しく解剖する必要があるワン!
深掘り:稼ぐ力と還元姿勢
【稼ぐ力】フラット35の貸付だけじゃない!住宅会社を丸抱えする「三位一体ビジネス」
「日本モーゲージサービス」って、そもそも何をして稼いでいる会社なんですか?やっぱり住宅ローンの窓口みたいなものなんでしょうか?
ふわりちゃん、良い着眼点だね。JMSのメイン事業の一つは、国がバックアップしている住宅ローン「フラット35」の貸付・代理業務だよ。でも、彼らの本当の強みは、一般の消費者ではなく、全国の「地場工務店」や「住宅ハウスメーカー」をクライアントにしているBtoBのビジネスモデルなんだ。
日本モーゲージサービスは、以下の3つの事業をワンストップ(三位一体)で提供できる日本で唯一無二のプラットフォーム企業です。
- デベロップメント金融事業:住宅購入者向けの「フラット35」の提供、および住宅会社が家を建てるための資材調達資金などを融資する「つなぎ融資」の実行。
- 住宅保証等事業:「住宅瑕疵(かし)担保履行法」に基づき、建てた家が万が一欠陥住宅だった場合に保証を行う保険代理業や、地盤保証、建築中の施工検査など。
- 住宅流通活性化支援事業:住宅会社が面倒な事務処理や施工管理を効率化するためのクラウドシステムの提供や、BPO(業務事務代行)サービス。
ここがミソだワン!家を建てたい工務店からすれば、JMSと付き合うだけで「お客さんへの住宅ローン提供」「建築資金のつなぎ融資」「法律で義務付けられている瑕疵保険の加入」「毎日の面倒な事務作業のIT化」が全部一度に解決するんだワン。だから、地方の工務店はJMSのサービスから抜け出せなくなる(ロックイン効果)んだワン!
なるほど!個人の住宅ローンだけじゃなくて、地元の工務店さんのパートナーとして深く入り込んでいるんですね。だから手数料やシステム利用料といった、安定した「ストックビジネス」が育って、ROEが11%を超えるような高い収益性を維持できるんだ!
その通りだね。会社が発表している収益性データでも「改善傾向」が示されていて、純利益率は前年同期比でしっかり改善、営業利益率も直近で持ち直しているんだ。これまでに紹介した住宅・不動産関連の銘柄、例えば不況に強くて盤石なビジネスを持つ大東建託(1878)や、少額から不動産ビジネスを展開するADワークスグループ(2982)などと比較しても、JMSは「金融と保証とITの掛け合わせ」という、独自の高い障壁(経済的なお堀)を持っているのが素晴らしいね。
【還元姿勢】優待廃止という「生みの苦しみ」を経て、超配当重視へと華麗なる転身!
でも、それほどビジネスが順調なのに、どうしてこんなに配当利回りが高い(5.17%)んですか?何か裏があるんじゃないかって、勘繰っちゃいます……。
ふっふっふ、鋭いワン!実は、この会社は数年前まで「超豪華な株主優待」を配ることで、個人の優待投資家に大人気だったんだワン。1年以上保有するとクオカードが3,000円分もらえて、さらにカタログギフトまで付いてくるという、今思えば大盤振る舞いすぎる内容だったワン。だが、2024年3月期をもって、その株主優待を【完全廃止】したんだワン!
ええっ!?優待廃止ですか!?それって実質的な大改悪じゃないですか〜!株主を裏切るなんて許せないです!
ふわりちゃん、そう怒らないで。確かに発表直後は株価が売られてショックが走ったけれど、実はこれは「株主還元の公平化」という大義名分のもとに行われた、経営陣の英断でもあるんだ。クオカードやカタログギフトの発送には、印刷代や送料、管理事務の手間といった「莫大なコスト」がかかっていたんだよ。
そうだワン。優待の発送コストは、巡り巡って会社の利益を削っていたワン。そこでJMSは「無駄な送料を払うくらいなら、その資金を全部【配当金】に上乗せして、全ての株主にダイレクトに還元した方が合理的だワン!」という、超合理的な『配当一括重視』の姿勢へ舵を切ったんだワン。その結果、1株あたりの年間配当は30円(予想)へと跳ね上がり、利回り5%超という驚異の高配当株に生まれ変わったんだワン!
なるほど!変に優待の管理にお金を使われるくらいなら、配当金として現金でダイレクトに口座に振り込んでもらったほうが、私たちにとっても再投資しやすいし嬉しいですね!
JMSの配当の健全性を確かめるため、会社予想の1株あたり利益(EPS)と配当金のバランス(配当性向)をチェックしてみましょう。
- 1株あたり純利益(予想EPS):61.90円
- 1株あたり配当金(予想):30.00円
- 予想配当性向:48.46%(30円 ÷ 61.90円 × 100)
配当性向が約48%というのは、高配当株として非常に模範的な数値だね。稼いだ利益の約半分を株主に配当として分け与え、残りの半分は会社の成長や財務の安定のために「内部留保」としてキープしている。無理に利益以上の配当を出す「タコ足配当」にはなっていないから、減配(配当が減ること)されるリスクも比較的低いと評価できるよ。
【倒れない筋肉】金融事業者としては極めて頑丈な財務基盤
でも、お金を貸し出すような仕事をしていると、もし貸し倒れが起きたり、リーマンショックみたいな大きな経済危機が起きたときに、一気に倒産しちゃったりしないか不安です……。会社の「筋肉(財務)」はちゃんとついていますか?
鋭い視点だワン!そこはオレ様が貸借対照表(B/S)をきっちり監視しているワン。JMSの自己資本比率は(連)38.7%だワン。一般の製造業やサービス業だと「40%が安全の目安」と言われるが、多額の資金調達をして融資を実行する「ノンバンク・金融系ビジネス」において、自己資本比率が4割近くもあるというのは、実はめちゃくちゃ鉄壁な財務だワン!
そうだね。例えば普通の銀行だと自己資本比率は10%未満であることがほとんどだし、多くの金融業者も負債を大きく抱えるものなんだ。その中でJMSが38.7%もの比率を維持できているのは、つなぎ融資などのリスク管理が徹底していることと、住宅ローン債権を早期に証券化して「住宅金融支援機構」に移転させているからなんだよ。つまり、大きな不良債権リスクを自社で長く抱え込まない仕組みになっているんだ。
さらに安定性に関する指標は以下の通りです。
- 有利子負債:中期的に減少方向であり、金利上昇にともなう金利負担の増加を最小限に抑え込んでいる。
- EPS(1株利益):前年同期比で増加傾向にあり、業績の「ブレ」は一般的な不動産会社よりも非常に小さい。
- フリーキャッシュフロー:直近ではやや弱い動きが見られるが、これは融資実行の一時的なタイミングによる影響が大きく、過剰な心配は不要。
ゼニラシの毒舌チェック(懸念点と投資リスク)
おいおい、ここまで甘口の解説ばかりで、ふわりちゃんのヨダレが止まらなくなってるワン!だが、この世に「ノーリスクで利回り5%を超えるうまい話」なんて絶対に転がっていないワン!ここからはオレ様が、JMSに潜む3つの強烈なリスクをバッサリ暴いてやるから、耳の穴をかっぽじってよく聞くワン!
懸念点1:日本の金利上昇がもたらす「フラット35」への逆風
今、日銀は長年のゼロ金利政策を終わらせ、徐々に利上げを行うモードに入っているワン。金利が上がると、JMSの主要商品である「フラット35(長期固定金利)」の金利もどんどん上がってしまうワン。そうなると、住宅を買う人たちが「変動金利のほうがまだ低いから、変動ローンで組もう」と考えてしまい、JMSの最大の手数料収入源であるフラット35の貸付件数がガタ減りするリスクがあるワン!
確かにそれは業界全体の課題だね。金利が急上昇すると、新築住宅の着工数自体が減ってしまう懸念もある。ただし、逆に「今後もっと金利が上がるかもしれないから、今のうちに35年間固定で組んでおこう」という駆け込み需要が発生する側面もあるんだ。さらにJMSは「金利が上がっても変動しない瑕疵保険の保証料」や「BPO事業」など、金利に直接左右されにくいフィー(手数料)ビジネスを強化しているから、ある程度の相殺は可能だと見ているよ。
懸念点2:容赦ない人口減少と「新築市場」の縮小
そもそも、日本全体で少子高齢化と人口減少が止まらないワン!家を建てる主力世代である若者が激減しているのに、これまで通りのペースで新築の一戸建てが売れ続けるわけがないワン。新築が減れば、住宅ローンも瑕疵保険も、すべてのビジネスの『パイ(市場規模)』がシュリンク(縮小)していくことは目に見えているワン!
うわぁ……確かに。新築一辺倒のビジネスだと、これからの日本は厳しいかもしれませんよね。最近は西宮市の相続不動産売却の記事にもあるように、親から相続した古い家をどうやって手放すか、リフォームしてどう活かすかという『中古・ストック市場』の話題ばかりですもんね……。
ふわりちゃん、まさにその通りなんだ。JMSの経営陣もそれは百も承知で、現在は「新築」だけでなく「中古住宅の売買・検査保証(インスペクション)」や「リフォーム瑕疵保険」の普及に死に物狂いで取り組んでいる。つまり、時代の変化に合わせてストック市場をどれだけ獲得できるかが、今後の10年、20年の命運を握る最大の分岐点になるね。
懸念点3:信用倍率「15.15倍」という需給の超激重アラート!
そして短期的な株価の動きにおける最大の地雷がここだワン!最新の信用取引データを見ると、信用買残が566,600株あるのに対し、信用売残はわずか37,400株。その結果、信用倍率は15.15倍という、とんでもなく不均衡な状態になっているワン!
ええっと……信用倍率が15倍って、具体的に何がマズいんですか?買い手が多いなら、みんなから好かれているってことで人気なんじゃ……?
逆だワン!信用取引で買っている人たちは、およそ6ヶ月以内に「株を売って返済しなければならない」という期限付きの短期投資家たちだワン。つまり、『将来的に必ず降ってくる、56万株以上の売り爆弾』が頭上にぶら下がっている状態だワン!株価がちょっと上がろうとすると、この信用買い勢が「やれやれ、助かったから売ろう」と売りを浴びせてくるから、株価が非常に上昇しにくい(上値が重い)んだワン!
確かにこれは、以前に取り上げた東京産業(8070)や、高い利回りながらも需給の重さを許容する必要があった東海リース(9761)と同じ構図だね。「買ってすぐに株価が2倍、3倍になって大儲け!」という短期的なキャピタルゲイン(値上がり益)を狙って買うと、この需給の重さにイライラすることになる。あくまで「配当金を毎年チャリンチャリンともらい続ける」という、長期目線・ほったらかし投資の覚悟で付き合うべき銘柄だね。
まとめと結論
なるほど!リスクや注意点はたくさんあるけれど、そのぶん割安(PBR0.89倍)に放置されていて、利回り5.17%というお宝水準で拾えるチャンスでもあるんですね。何より、100株買うのに約5万8,000円しかかからないので、初心者のお財布にダメージが少ないのが心強いです!
そうだね、ふわりちゃん。僕のジャッジとしては、JMSは高配当ポートフォリオの「優秀なスパイス(アクセント株)」として、少しずつ仕込んでいく価値は十分にあると思うよ。同じように少額で鉄壁の財務を持つ明豊ファシリティワークス(1714)や、不動産ハイブリッドで高還元を狙うあかつき本社(8595)などと組み合わせて分散投資すれば、金利上昇や人口減少の波が来ても、家計の配当力をしっかり支えてくれるはずだよ。
フハハハ!5万8,000円投資するだけで、毎年年間3,000円(税引前)の不労所得が手に入るワン!配当性向にも無理がないし、東証の「PBR1倍改善要求」のプレッシャーに耐えかねて、今後さらなる増配や自社株買いを発表した日には、オレ様の口座は札束の山だワン!よーし、今すぐ仕込むワン!
ゼニラシさん、さっきまで毒舌だったのに、お金の話になるとすぐ目が¥マークになっちゃいますね(笑)。でも、焦って一気に買わずに、梅雨の雨のように少しずつ、お財布と相談しながらコツコツ買い集めていきたいと思います!
うん、その姿勢が一番大切だね。市場がジメジメと冴えない日でも、しっかり利益を出して配当を払い続けてくれる『裏方の優良企業』を信じて、のんびりアジサイの花でも眺めながら、ゆるふわに高配当ライフを楽しんでいこう!

















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